結婚相談所であるブライダルネットが主宰する個室ラウンジ街コンはの中ではもっとも結婚に近いパーティになるかもしれない。
いわゆるカップリングパーティのなかでも6×6などの合コンスタイルの形式パーティが多く、相手とじっくり時間をかけて話すパーティが主流。
大人数の(20×20程度)のパーティも主宰するが、ディナーパーティや合コンパーティの方に特徴が見られる。
また料理婚活やバスツアー、会話のためのマナー教室など結婚相談所ならではの各種イベントも同時開催。
無料の会員登録をしておけばこれらのイベントに1000円くらいから参加ができる。
料金比も男性2女性1の妥当なラインであり、少人数制パーティなので男女比はあわせてあるので問題はない。
なおアルコールが苦手な人はコーヒーとケーキのカフェパーティもあるのでこちらに参加してみると良いだろう。
イメージとしてはカフェにサークルなどの友達数名と集まって話すという感じである。口コミ数が少ないの開催日程がそれほど多くないのと、男女とも割と値段が高く結婚相談所に近いパーティーなので、不満が少ないのだろう。
個室ラウンジ街コン参加の条件と流れ
今回銀座の個室ラウンジ街コンに行ったわけだが、参加条件は以下のようなものだった
- 平日スタイルプチお見合い
- 条件男性:28歳~37歳位までで年収550万円以上のスーツ着用は5,000円
- 条件女性:25歳~34歳まで2,000円
- 人数 七人×七人=計14名の個室スタイル
- 男性は大部屋、女性は個室で待機
- 男性が各個室に移動し、一人に付き約7分間トーク
- 全員とお話終了後、カップル希望カードの記入 ⇒個々に結果発表
- カップルになった2人は個室で再会&連絡先交換 ⇒ビールorカクテルorソフトドリンク
街コンと言いながらも実情はパーテーションで区切られた小部屋を巡回するもので食事を食べながら会場に来ている人と話すものとは別物。
中華料理屋の団体様グループが仕切られた場所をめぐるようなものなので勘違いしない方がいい。
銀座個室ラウンジ街コンの流れ
では続けてみよう。パーティーパティーの個室ラウンジ街コンの流れを解説。まず男性だけが集団で個別のルームに移動させれ、そこで渡されるものは主に3つ。
一つ目が相手のプロフィールがワープロ打ちされたB6ぐらいの用紙。
そこには相手の名前、年齢、職業、年収、趣味とメッセージが書いてある。
これは登録時に自分で書いた項目。後はアプローチカード,そしてメモ用紙がバインダーに挟まっている。
後でプロフィールカードに記入するのか?と思った人は要注意。
登録時に打ち込んだものがそのまま当日の情報になるので後で書き直すことは不可能。
一言メッセージを適当に流して書いてしまうと不誠実な印象を与えてしまう。
ここはしっかり書こう。
そこでプロフィール一覧とともに渡されるのが、最終的なアプローチカード。
カップルになってもいいな?と思う相手の番号を3人書くシステム。
少人数制なので、名前を覚えられないということはないが相手にメッセージなどは送れない。
この時女性は個室ので待機。同じく男性のプロフィールとメモ用紙を渡されて、個室ルームで待機している。しばらくするとスタッフが男性ルームに来て声掛け。
注意点は1点(パーティー中のアドレス交換は絶対にだめ)とのこと。
ただし、トークルームを覗かれるわけではないので、名刺を渡すぐらいは大丈夫かも。
そして女性のが待つ部屋に一つ一つ移動しながらトーク開始。
大体6分~8分ぐらいの時間がある。
この辺はエクシオやシャンク,エヴァなどとは違って若干の余裕がある。
終了一分前には掛け声がかかる。それぞれ個室を移動して全員と話したら、また男性の大部屋に移動。そこでアプローチカードを配る。
そこで話した相手の印象と好感度を元に最後にアプローチカードに3名を記入。少人数なので確率は高いと思うが・・・。意外とカップルの成立はなかった(泣)
先に女性ブースに声がかかり、一人一人呼び出されカップルになれなかった女性に「今回はご縁がなかったようで・・・」と声がかかる。
男性も同様で一人一人集計され、後で結果を知らされる。この順番は男女反対の場合もある。
カップル成立の場合はビールなどのドリンクが飲めるというのがルールとなっている。
個室ラウンジ街コンの服装は?
あまりpartyparyの個室ラウンジ街コンの服装に関する記述がないので書いておくと、20×20のパーティーの多くが行われるB’s LOUNGはホームページの写真でも分かる通り、
やや照明を落とした対面式の椅子とテーブルがあるだけのものなのでそれほど気張っていかなくても良い様に見えるが、お見合いパーティーで大切なのは第一印象なので、オシャレには気をつけていった方が絶対にもてる。
あまりにも女性があまりにも高級ブランドで固めてしまうと「お金がかかりそうだな・・」と敬遠されてしまうこともあるが、それでも会場内では地味な子よりも確実に人が集まることになる。
ちょうど結婚式の二次会ぐらいのイメージで、カジュアルドレスぐらいが良いと思う。
男性の場合は一般的にスーツが多いがネクタイの色やシャツの色を変えてオシャレさを演出した方が良い。会社帰りのスタイルそのままで行くと安く見られるかもしれない。
もともとパーティーパーティーの悪い口コミがないのはかなり身分証明をしっかりしており、30代の割とステイタスのある男女が多いというイメージ。
それなりに服にもお金をかけられるのでオシャレを楽しむくらいの感覚で行けばパーティー後に軽く飲みにも誘いやすいだろう。
ちなみに6×6の方はお酒も入る合コン形式のお見合いパーティーなのでホームページで写真を確認してさらに食べログやぐるなびで店の様子を見ておけばOKだと思う。
個室ラウンジ街コンのカップル成立率はどのくらい?お見合いで感じたこと
・・・・こういう街コンじゃないので注意して!
実際の中の様子だが、わかりやすく言うと個別指導塾のブースのような簡素な作り。ソファーがあるわけでもなく、本当にシンプル。
マッチングのために5000円,女性は3000円なので結構かかる。
清潔感は漂っており、きちんと掃除が行き届いているが、とりわけ何の装飾があるわけでもなない。クラブになれてしまったせいか物寂しい。
最大の疑問がカップルの成立に関して。ネットの書き込みを見ていると「パーティーパーティーはわざとカップルにしないように仕組んでいるのでは?」という疑問の書き込みが多い。
結構昔に参加したときは、まったくそんな素振りはなかったのだが、確かに私の周りにはイケメンが多かったし、女性人もアラサー,アラフォーなので一組ぐらいはカップルが成立してもいいのでは?という疑念が浮かんでしまった。
今回が合コンスタイルじゃなくてプチお見合いに参加したので勝手がちがうのだろうか?
というわけでこんな企画をしてみる。
- 実際に男と女の友達同士でパーティーパーティーに別々に申し込む。
- そしてお互いを第一指名とする
- その場合カップルにならなかったらこの会社は黒と判明
カップルになったら白である。
そして条件2としては年齢を思いっきり離して参加、あり得ないカップルが成立するのかどうか?ということを検証してみたい。
女性の友達と一緒に実証してみたい。
こんなことを書くとグレーの会社のイメージを持つかもしれないが、IBJのスタッフは結構親切。イベント+ピアーチェも普通にパーティー中にアドレス交換ができた。
会場に行けば分かる。多分ブライダルネット経由でパーティーに参加すると何らかの恩恵が得られるシステムがあるのかも。
この値段も3000円程度だしなる価値はあると思う。
個室ラウンジ街コンで成功するコツとは?
ちなみに、今回の件だけではなく、個室系のテクニックを書いておきたい。
合コンをしたことがある人は分かると思うが日本人はどうしても形式的に陥ってしまい、乾杯の挨拶があるまでお互い黙ったままでなんとなく過ごしてしまうという人が多いのであるが、婚活パーティは一度きりのチャンスなのである程度積極的に行きたい。
パーティ開始のときにもたついていて日本人が好む隅っこや入り口付近に陣取ろうとすると隣に興味のない相手が来てしまい、延々と社交辞令的な話をする羽目になってしまう。
基本的には司会者がいるのでこまめに座席替えをしてくれるのではあるが、盛り上がり具合によっては全員とはなすチャンスがもらえない場合もあるので、気になる人がいたら座席に着く前にちょっとした声をかけて顔見知り程度になっておこう。
ちなみにどんな言葉をかければよいか?という疑問だがそれは簡単。
「どちらからいらしたんですか?」のみで大丈夫。そこから地域の話題で盛り上がってみよう。
個室街コンで話す時間が長い場合の攻略法
パーティーパーティーの個室ラウンジ口コミで見かけるのは他のお見合いパーティーと比較して一人に使う会話の時間が長いと言うもの。
確かにエクシオやシャンクレールなどが3分前後でぐるぐる回していくのに対し、5分とか6分のロングバージョンで一人ひとりに時間をかけるのは特徴的だといえる。
よく短い会話の中で自己紹介として何を話せば相手に気に入ってもらえるかという悩みや口コミを見かけるのだが、5分あれば情報交換だけに終わらず。
相手の目をみて言葉のキャッチボールができると思う。
そこでちょっとパーティーパーティーでモテる自己紹介の挨拶パターンを簡単に書いておく
自己紹介で名前を名乗った後必ず「よろしくお願いします」と明るく言う。
これはどこのパーティーでも使えるテクニックなのだが、初めによろしくお願いしますと声をかけるだけで格段に相手の印象が良くなり、親密度が増す。
年齢差がある場合は「よろしくね!」という感じでももちろんOK
次に楽しい質問を三つぐらい考えておき相手に合わせて変えてみる
失敗しにくいのは食べ物の話し。「エスニック好きですか?」から「辛いもの食べられる?」などの質問をしつつ、美味しい店などを一つアピールしてみる。
食べ物の場合は男女とも基本的に失敗しにくい。
女性の場合は「カクテルが好きですがいい店知ってますか?」などと言って置くと次に男性からデートに誘いやすい。
男性は意外と誘い文句を考えるものである。
他にもスポーツだったら相手が女性の場合はフィットネスやヨガの話しから肩こりの話しへ発展させて、最後にはスポーツグッズやイベントの話し、アウトドアなんかも盛り上がる。
次のデートへの話しに持っていくためにはもう一工夫必要で、スポーツバー(サッカー見ながらお酒飲めると所)などの話に落ち着かせておくと、そのまま誘いやすい。
最後に「お話できて良かったです、後でこの続きをまた話しましょう!」と付け加える。
フリータイムで「さっきの話ですけど覚えてますか?」という感じで誘いやすくなる。
パーティーパーティーの場合はフリータイムで焦らなくても全員とアドレス交換させてくれるような雰囲気なのでエクシオやシャンクレールのように焦らなくても大丈夫だと思う。
パーティーパーティー個室の裏技!アドレス交換
パーティーパーティーは最終的にカップルシートを書いて、のちに個別に呼ばれてカップルになった人だけが残れる形式なのだが、実際個室のお見合いパーティーは、LINEやメールのアドレス交換するチャンスはめちゃくちゃある。
お互いに良い雰囲気であったらその場で一応アドレスを交換しておくのも手。実際に人の記憶は薄れてしまうし、次の人の会話で何を話していたのかを忘れてしまうもの。
せっかくのお金を無駄にしないためにも、電話番号ぐらいを渡すとか、名刺を渡しても良いと思う。
個室ラウンジ街コンににサクラはいるのか?
パーティーパーティーは女性スタッフが多く、何回も数をこなしているので場慣れしている感じがすると思う。
他の大手は出入りが激しいためか会場ごとにスタッフの対応の良し悪しが大きく分かれる。
イベントが盛り上がらないという悪い口コミも多いがパーティーパーティーに関しては、あまりそのようなものは聞かれない。
女性のスタッフが多く、場を和やかにしてくれると思う。
それよりも合コンパーティーでの当たり外れが多く、全員OKか、全員NGというばくち的な要素があるのは否定できない。
一人参加も多いが数名で参加する場合は類友なので失敗すると大きなミスマッチングが起こりやすい。
だだ、スタッフがサクラとして紛れ込むようなことはここでは聞いていない。
個室ラウンジ以外のイベントの感想
パーティーパーティーの特徴として、個室ラウンジ街コン以外にもお見合いバスツーやクッキング合コン・陶芸体験などの長時間の体験型イベントがあるので、それついても解説したい。
一見すると長時間かけて同じ人と繰り返し話すのは非効率であるという口コミがあるのは承知だが、「婚活疲れ」というミスマッチングによる持ち場ーションンの低下を防ぎ、尚且つ普段は婚活はしない一般の客層を呼び込むというメリットが大きいようだ。
旅先というのは職場の人間関係などから解放され、新しく生まれ変われるような場であり、現地にいって違う環境に身を置くと、普段は話下手な人がうまく相手を口説くことができたりする。
お互いに写真を撮りあったり、屋台の料理をつまんだりするのは旅ならではの醍醐味だろう。
パーティーパーティーの企画は春のイチゴ狩りツアー・花火大会・秋の紅葉ツアーなどは季節の空気を感じられるし、旅行ついでに参加するなら友達も誘いやすい。
もう一つのメリットは「旅行いうのは性格が出る」という点。
長年付き合ってきたカップルが旅行に行った途端ケンカ別れをしたという話はよく聞くと思うが、お見合いパーティーのような3分間一本勝負とちがって、一日がかりなのでかなり相手のことが良くわかるのもポイント。
食事のマナーしかり、歩くスピードしかり、共通の興味のポイントなどかなり見えてくるものがある。
料理合コンは「センス」が問われる。料理というのは手順が重要なのでキビキビ動けるひとと、おっとりとマイペースの人など性格がでて、これもやはり「結婚するならこれはアリだな・・・」とか逆に家庭に入ってもこれはナシ・・・。というものが見えやすい。
全体的にクオリティーが高いイベント。一度は行く価値があると思う。
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